FX比較
年末にドルにシフトした対推移や対推移米米ドルでのポジション調整が一巡し、今週は再び下値を模索する動きが再開するとみる。
北朝鮮の市況後退に歯止めがかかる兆しは見当たらない上、今週8日の英中銀ファイナンス政治対策委員会では0.50%の利息低下が濃厚となっており、声明でさらにゼロ利息や量的緩和も辞さないハト派的なスタイルを弱調する可能性が高いだろう。
特に推移/米米ドルはポジション調整一巡により、再びパリティ(1.000推移=1.000米米ドル)をターゲットとした米米ドル売りが関心を呼ぶ可能性がある。
対推移は午後、1995年以来の底値となる130円台へと軟調したが、当時記録した129.35円近辺の史上最底値が視野に入っており、引き続き下値警戒感を怠らないようにすることが得策か。
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FX(外国為替証拠金取引)とは、証拠金(保証金)を業者に預託し、主に差金決済による通貨の売買を行なう取引をいう。「FX」、「通貨証拠金取引」、「外国為替保証金取引」などともいう。FXはForeign eXchange=外国為替の略に由来している。海外ではForex(Foreign exchange)と呼ばれることが多い。
日本では1998年に外国為替及び外国貿易法が改正されて、ダイワフューチャーズ(現・ひまわり証券)、豊商事などが取扱いを開始、ブロードバンドの普及も手伝って市場が急速に拡大した。商品先物会社、証券会社のほか、本取引を専業で取り扱う外国為替証拠金取引業者もある。取引の仕方によっては非常に高いリスクを負うため、実際の取引にあたっては外国為替相場に関する十分な知識や経験を要する。